節約って何から見直したらよいの?
簡単に支出を抑える方法はあるの?
2.固定費を見直すメリット
3.最初に見直す3つの固定費
4.まとめ
家計の固定費と変動費とは?
家計の支出は固定費と変動費の2つに大きく分けることができます。
固定費は、住居費・水道光熱費・通信費・保険料など毎月支払う金額が決まっている費用です。
変動費は、食費・日用品費・被服費・娯楽費・交際費など日々の行動によって変動する費用です。
固定費は他にも、クルマ関連や教育費、サブスクリプションなどがあります。
変動費は他にも、理美容費や冠婚葬祭、雑費などがあります。
固定費を見直すメリット
節約をイメージすると、食費や日用品を切り詰めるイメージがあるかも知れません。
それでは体力的・精神的にもしんどいですし、大変な割には効果もあまり見込めず長続きがしません。
まず見直すのはそういった変動費ではなく、固定費から見直しを行います。
固定費から見直す理由は、固定費は毎月一定の金額が支出され続けているので、固定費を見直すことで削減効果がずっと続くからです。
固定費の見直しは、日々のやりくりが苦労する変動費の節約と比較して効率よくを支出を削減することができます。
最初に見直す3つの固定費
最初に見直すとよい3つの固定費は住居費、保険料、通信費です。
住居費の見直し
住居費は家計の支出の中で特に大きな割合を占める固定費です。
住居費の目安は手取り収入の25~30%です。
住居費が家計の収入に見合っていない場合には以下の検討が必要です。
- 家賃の安い物件へ引っ越す。
- 住宅ローンを借り換える。
保険料の見直し
保険料を見直すには以下の検討を行います。
- 月払いを年払いへ変更
- 保険範囲が重複している場合や不要な特約を解約
- 同じ保障内容で金額が安い保険へ変更
保険はライフステージや目的によって変わってきます。
ライフステージに合わせて見直すことで保険料を削減したり、必要な保障を厚くすることにもつながります。
現在加入している保険が適切かどうかわからないときは、保険の無料相談などを活用してファイナンシャルプランナーへ相談してみるのもよいでしょう。
通信費の見直し
通信費は、携帯電話のキャリアを大手携帯電話会社から格安スマホ(≒格安SIM)を提供している会社へ乗り換えることで、大幅に改善することができます。
大手携帯電話会社を利用している場合、一般的に月間で7,000円~8,000円程度です。
最近では大手携帯電話のサブブランドで2,500円~3,000円といったプランもサービス導入されはじめました。
格安スマホに乗り換えることで月の通信費を5,000円削減するだけで、年間60,000円の削減効果になります。
毎月の携帯電話の料金が1,500円~3,000円に抑えることが出来たら効果は大きいです。
格安SIM | 1GB以下 | 2GB~5GB | 6GB~15GB | 16GB~25GB |
Y! mobile | 2,178円/3GB | 3,278円/15GB | 4,158円/25GB | |
UQ mobile | 1,628円/3GB | 2,728円/15GB | 3,828円/25GB | |
LINE mobile | 1,210円/500MB | 1,628円/3GB | 2,420円/6GB 3,520円/12GB | |
mineo | 1,298円/1GB | 1,518円/5GB | 1,958円/10GB | 2,178円/20GB |
BIGLOBE | 1,078円/1GB | 1,320円/3GB | 1,870円/6GB 3,740円/12GB | 5,720円/20GB 8,195円/30GB |
AEON mobile | 1,243円/500MB 1,408円/1GB | 1,518円/2GB 1,738円/4GB | 2,178円/6GB 3,278円/12GB | 4,378円/20GB 5,478円/30GB |
OCN モバイル ONE | 1,298円/1GB | 1,628円/3GB | 2,178円/6GB 3,168円/10GB | 4,840円/20GB 6,578円/30GB |
IIJmio | 1,298円/1GB | 1,760円/3GB | 2,442円/6GB 3,586円/12GB |
※2021年3月現在、音声通話付きプランで金額は税込表示です。
格安SIMへの乗り換え方法はこちらの記事を参照ください。
大手通信キャリアから格安SIMに乗り換えるとお得になるのはわかっているものの、どうやったらいいのかわからない。何だか面倒臭そう。そんな方のために、大手通信キャリアから格安SIMへの乗り換え方を大まかにご紹介します。 […]
まとめ
今回は家計の支出を見直すうえで、効果の大きい固定費の節約方法について解説しました。
2.固定費を見直すメリット
3.最初に見直す固定費は「住居費」「保険料」「通信費」