企業型確定拠出年金|自動移管後に放置した場合

・企業型確定拠出年金を転職や退職後に放置してしまった
・資格喪失手続き完了通知書が届いたのを放置してしまった
・移管完了のお知らせが届いてしまった。どうなってしまうのか?
このようなお悩みにお答えします。
1.企業型確定拠出年金の加入資格を喪失した後に放置した場合
2.自動移管された場合のデメリット
3.自動移管されてしまったらやるべきこと

企業型確定拠出年金の加入資格を喪失した後に放置した場合

退職・転職したにも関わらず、6ヶ月以内にiDeCoへ移管せず放置した場合には以下となってしまいます。

運用していた資産が現金化され、国民年金基金連合会に自動移管されてしまう。

但し、他の企業型or個人型確定拠出年金の口座があり、本人情報(基礎年金番号・性別・生年月日・カナ氏名)が一致する場合は当該口座に移管されることもあります。

国民年金基金連合会に自動移管されてしまった場合、いくつかのデメリットが生じます。
どのようなデメリットが生じてしまうのか確認していきましょう。

自動移管された場合のデメリット

自動移管されてしまった場合、以下のデメリットが生じます。

  1. 現金化されてしまい、資産運用ができなくなってしまう。
  2. 自動移管時に手数料4,383円が差し引かれる。管理手数料が毎月51円=年間612円が個人別管理資産から差し引かれる。
  3. 自動移管の状態は、確定拠出年金の通算加入者期間としてカウントされない。
    ※通算加入者期間が10年未満の場合、受け取り開始時期が60歳より遅くなる可能性あり。最高65歳。
  4. 国民年金基金連合会に自動移管された状態だと、60歳になっても資産の引き出しができない
    ※いずれにしても、給付の請求をするためにはiDeCo口座を開設し、国民年金基金連合会から資産移管の手続きが必要。

自動移管されてしまったらやるべきこと

自動移管されてしまったら以下を早めに行いましょう。

  • 金融機関でiDeCoの口座開設し、拠出(積立)を再開する。
    掛金が全額所得控除されるため、毎年支払う税金を減らすことができます。
  • 脱退一時金として受け取る。
    脱退一時金を受け取る要件は、現役世代で健康な人の場合はほとんど満たすことができません。

確定拠出年金の中途解約は厳格な要件をクリアする必要があります。
節税効果の恩恵を受けるためにも、一度加入したら無理のない範囲で継続された方がよいです。
仮に自動移管されてしまった場合には、速やかにiDeCoの口座開設を行い移管するようにしましょう。
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企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法については以下の記事を参照ください。

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確定拠出年金

まとめ

今回は企業型確定拠出年金が自動移管された場合のデメリットについて解説しました。

・企業型確定拠出年金の加入資格を喪失後に放置すると自動移管されてしまうこと
・自動移管された場合、資産の運用が出来ず、管理手数料がかかり、受給可能年齢が遅くなることがある
・自動移管されてしまったら、iDeCo口座を開設した方がよいこと
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