企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法|国民年金基金連合会からiDeCoへの移管方法

・転職先に確定拠出年金がなく、iDeCoへ移管しなければいけない。
・確定拠出年金をiDeCoへ移管したいけど、いつまでに何をしたらよいの?
・転職、退職後に確定拠出年金を放置していたら国民年金基金連合会へ自動移管されてしまった。
このようなお悩みにお答えします。
・企業型確定拠出年金がある企業から転職、独立するときに必要な手続き
・企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法
・国民年金基金連合会へ自動移管された場合にやるべきこと

企業型確定拠出年金がある企業から転職、独立するときに必要な手続き

転職先に企業型確定拠出年金がある場合と、ない場合で手続きは異なります。

転職先に企業型確定拠出年金がある場合

転職先に企業型確定拠出年金がある場合は、転職先の企業型確定拠出年金に資産を移すことができます。
資産の移管手続きは転職先で行います。

転職先に企業型確定拠出年金がない場合

転職先に企業型確定拠出年金がない場合は、企業型確定拠出年金からiDeCoに資産を移す必要があります。
企業型確定拠出年金の加入資格を喪失し、iDeCoの口座を開設します。
そのうえで、企業型確定拠出年金の資産をiDeCo口座に移管します。
iDeCoを利用する人の中には公務員や個人事業主も含まれます。
個人事業主の場合は、保険者種別の変更(第1号被保険者)を行います。

次に、企業型確定拠出年金からiDeCoへの具体的な移管方法をみていきましょう

企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法

企業型確定拠出年金からiDeCoへ移管するには以下が必要です。

・基礎年金番号:年金手帳等で確認できます
・掛金引き落とし口座の口座番号:通帳、キャッシュカード等で確認できます
・確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせ:資格喪失の1ヶ月後に企業型確定拠出年金の記録関連運営管理機関から自宅へ届きます
企業型確定拠出年金加入者の資格は、退職日の翌日に喪失します。
移管手続きの期限は、資格を喪失した翌月から起算して6ヶ月以内に行う必要があります。
6ヶ月を過ぎると資産が国民年金基金連合会へ自動移管されてしまい、様々なデメリットが生じます。※デメリットは以下記事を参照ください。
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自動移管
企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管手続きは以下のとおりです。
  1. iDeCo口座を開設する金融機関を選定する:例 SBI証券、楽天証券など
  2. 選定した金融機関から書類の取り寄せ
  3. 取り寄せした書類の記入と返送:記入時に、基礎年金番号と掛金引き落とし口座番号が必要です。
  4. 移管する資産で購入する商品の選定:今まで企業型確定拠出年金で積立していた資産を売却して、移管先で新たな資産を買付けることになります。
    資産の移管が完了するまで、申込みから1~2ヶ月程度かかります。
  5. 加入者として拠出を継続するか、運用指図者として運用のみを行うか:移管後に新たな掛金を拠出した方が税額控除につながります。

確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせを紛失してしまった場合

日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社のコールセンターへ問い合わせてみましょう。

日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社
加入者のみなさま コールセンター:0120-985-401(受付時間9:00-17:30 ※土日祝、12/31~1/3を除く)
引用:日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社お問合せ先

国民年金基金連合会へ自動移管された場合にやるべきこと

今回は楽天証券にiDeCo口座を開設する例をみていきましょう。

・基礎年金番号:年金手帳等で確認できます
・掛金引き落とし口座番号:通帳、キャッシュカード等で確認できます
・確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせ:資格喪失の1ヶ月後に企業型確定拠出年金の記録関連運営管理機関から自宅へ届きます

  1. 楽天証券 にiDeCoの資料請求をします。
    楽天証券
  2. iDeCoの申込書に必要事項を記入のうえ、返送します。※手続きが完了まで1~2ヶ月要します。
  3. 審査完了後に各種書類が届きます。
    書類名 発送元
    個人型確定拠出年金確認通知書 国民年金基金連合会
    口座開設のお知らせ JIS&T社(日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー)
    ※JIS&T社とは、確定拠出年金運営管理の記録関連業務を行う専門機関です。
    コールセンター/インターネットパスワードの設定のお知らせ
  4. 楽天証券のWebサイトで毎月の掛金の配分を指定します。
    ・楽天証券にログインを行い、JIS&T社の口座と連携を行います。
    ・楽天証券で掛金を分配する商品を選択し、設定します。
  5. iDeCoの積立が開始されます。

以上で完了です。

まとめ

今回は企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法と、国民年金基金連合会に自動移管された場合のiDeCoへの移管方法について解説しました。

1.確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせが届いたら(≒資格を喪失したら)、6ヶ月以内にiDeCoへ移管手続きを行うこと
2.iDeCo口座の開設は1~2ヶ月かかるため、余裕をもって行うこと
3.確定拠出年金の資産が期限を過ぎて自動移管された場合は、iDeCo口座へ移管すること

iDeCoのメリット・デメリットについはこちらの記事も参照ください。

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