マイナンバーカードって何かメリットがあるの?
マイナンバーカードを発行したいけど申請は?
住所変更したけど何かする必要があるの?
紛失してしまったけど再発行はどうしたらいいの?
このようなお悩みにお答えします。
本記事では、マイナンバーカードの申請方法から住所変更、紛失時の再発行の方法について以下の内容を解説します。
・マイナンバーカードの申請方法
・マイナンバーカードの受取方法
・住所変更をしたときにやるべきこと
・紛失時の再発行方法
マイナンバーカードのメリット
- 本人確認の際の公的な身分証明書として使える
- コンビニなどで各種証明書を取得できる
- 各種行政のオンライン申請等に利用できる
- マイナンバー(=個人番号)を証明する書類に利用できる
- 市区町村や国等が提供しているサービスに利用しているカードがひとつにまとめられる
- 各種民間のオンライン取引に利用できるようになる
車の免許を持っていない方も増えてきているかと思います。
各種金融サービスで口座開設をするときにも個人番号の証明書が必要です。
そして今回のマイナポイントのように、国からのサービスを享受するうえでも利用できる機会が増えるかも知れません。
何かと必要な場面があるため、作っておくと便利です。
マイナンバーカードの申請方法
マイナンバーカードを申請する方法は2つあります。
- スマートフォンやパソコンから申請する方法
- まちなかの証明写真機や郵送で申請する方法
今回はスマートフォンで簡単に申請する方法をご紹介いたします。
・メール連絡用氏名
・メールアドレス
・スマホで写真撮影
※スマホで申請の場合、途中で撮影できますが先に撮っておいた方が楽です。
※撮影のポイントはこちらを確認ください。マイナンバーカード総合サイト 顔写真のチェックポイント
交付申請書とはこちらのことで、裏面にQRコードが記載されています。
紛失した場合は、郵送による申請か、申請書の再発行が必要です。
スマートフォンでの申請方法
- 交付申請書に記載されているQRコードを読み込みます。
もしくは、マイナンバーカード総合サイトへアクセスします。
- 利用規約を確認して、同意事項にチェックをいれて「確認」をクリックします。
- 交付申請書に記載されいてる申請書ID(半角数字23桁)を入力します。
※QRコードからサイトへアクセスした場合、申請書IDは自動入力されています。
- メール連絡用氏名、メールアドレスを入力します。
- 画像認証を入力して「確認」をクリックすると、メールアドレス登録完了の画面へ自動遷移します。
- 登録したメールアドレスへ、個人番号カード交付申請受付センターから以下のメールが届きます。
メール本文に記載されているURLをクリックして、手続きを続けます。
- 顔写真をアップロードして、確認します。
顔写真のチェックポイントは以下を参照ください。
マイナンバーカード総合サイト 顔写真のチェックポイント - 生年月日を入力し、電子証明書の発行希望有無・氏名の点字表記希望有無を選択します。
※電子証明書の発行希望有無・点字有無は、特段の希望がない限りはチェックを入れずに「登録」をクリックします。
- 送信ボタンをクリックします。
登録したメールアドレス宛に以下のような申請完了のメールが届きます。
以上で申請は完了です。
発行手続きが完了すると、お住まいの市区町村から「交付通知書」が郵送で届きます。
マイナンバーカードの受取方法
準備するもの
・通知カード(持っている人のみ)
・運転免許証などの本人確認書類
・住民基本台帳カード(持っている人のみ)
受取方法
- 申請から通常は数週間で自宅に「個人番号カード交付通知書」が届きます。
自治体や混雑具合にもよると思うのですが筆者は3ヶ月かかりました。
署名と押印をします。
- 4つの暗証番号を決める。
当日窓口で決めてもよいのですが事前に決めておいた方がスムーズです。
2-1.署名用電子証明書暗証番号(英数字6文字以上16文字以下)
2-2.利用者証明用電子証明書暗証番号(数字4桁)
2-3.住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
2-4.券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)
数字4桁の暗証番号(=2-2~2-4)は同じものでも問題ありません。 - 受取予約をする。
各自治体ごとによって異なりますが、筆者が在住している自治体は土日受取は事前予約が必須でした。
個人番号カード交付通知書に同封されている書類で確認しましょう。 - 市区町村の窓口へ受取に行く。
住所変更をしたときにやるべきこと
引っ越しされた場合は、引っ越し先が同一市区町村かどうかによって行う手続きが異なります。
マイナンバーカードの記載内容が変更になったときには、14日以内に市区町村の窓口へ届け出を行う必要があります。
14日を過ぎた場合は、変更までマイナンバーのサービスを受けることが出来なくなります。
そして90日を過ぎた場合は、マイナンバーカードが失効します。
失効して再発行となった場合は、発行手数料が1,000円必要になります。
引っ越し先が同一市区町村の場合
転出届や転入届をする必要はありません。
住所変更のために、転居届を市区町村の窓口へ提出するだけで手続きが完了します。
手続きができる人は本人もしくは同一世帯の人です。
・マイナンバーカード ※交付時に設定した4桁の暗証番号も忘れずに。
・印鑑
引っ越し先が他の市区町村の場合
「転出の手続き」と「転入の手続き」を行う必要があります。
- 転出の手続き
市区町村の窓口で転出届を提出する際に、マイナンバーカードの変更手続きも同時に行います。
マイナンバーカードについては、転出証明書を交付する代わりに、転出証明書情報が転出先の市区町村へ連携されます。
そのため、転出証明書は発行されませんがご安心ください。
手続きは転出の2週間前から可能です。・転出届
・マイナンバーカード ※交付時に設定した4桁の暗証番号も忘れずに。
・印鑑 - 転入の手続き
転入先の市区町村の窓口で、転入届の提出と同時にマイナンバーカードの変更手続きも同時に行います。・転入届
・マイナンバーカード ※交付時に設定した4桁の暗証番号も忘れずに。
・印鑑
マイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまったときには、市区町村の窓口で再設定を行いましょう。
その際には、マイナンバーカードと本人確認ができる証明書(運転免許証など)が必要です。
事前に市区町村のホームページなどで確認してから行きましょう。
紛失時の再発行方法
マイナンバーカードを紛失してしまった場合は、以下のことを行います。
手続きから再発行まで約3~4週間がかかります。
- 個人番号カードコールセンターに連絡して、一時利用停止を依頼する。
- 警察に遺失届を出す。
- 遺失届の受理番号を控える。
- 受理番号の控えを持って、住民登録している市区町村の窓口へ再交付申請書とともに提出する。
個人番号カードコールセンター(全国共通ナビダイヤル)
TEL:0570-783-578 全日8:30-20:00
※年末年始の12/29~1/3を除く。但し、紛失・盗難などの一時利用停止は24時間365日受付。
まとめ
今回はマイナンバーカードの申請方法から受取まで、そして引っ越しから紛失時の再発行まで解説しました。
2.申請後には個人番号カード交付通知書が届くので、それを持って市区町村の窓口へ受取に行くこと
3.引っ越し時には14日以内にマイナンバーカードの手続きが必要なこと
4.紛失時したら直ちに利用停止を行い、その後に再発行手続きを行うこと