
連動した指標に投資もできるので、暴落相場がチャンスに変わることもあるよ。
詳しくみていきましょう。
VIX指数とは?
VIX指数とは Volatility Indexの略で、別名「恐怖指数」とも言われており、投資家の不安感を反映する指標として有名です。
VIX指数はアメリカのシカゴ・オプション取引所が算出しており、「S&P500」が暴落すると跳ね上がる性質を持っています。
S&P500とは?
アメリカの投資情報会社であるスタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)が、ニューヨーク証券取引所に上場されている4,000社の銘柄から代表的な500銘柄の株価を算出しているアメリカの代表的な株価指数(インデックス)です。
日本で言うと、日経平均株価のような指数です。
VIX指数の仕組みと特徴
VIX指数は相場のボラティリティが大きくなると、数値が大きくなる特徴があります。
例えばですが、相場が急落して投資家が悲観的になったときには上昇します。
一方で、相場が上昇して投資家が楽観的になっているときには下落します。
ポイントは、VIXチャートは株式市場と逆の動きをするということです。
VIX指数は平常時では10~20の間を推移しています。
最近で言えば、コロナショックなどリスクイベントが発生した際に急騰します。
ちなみにリーマンショックのときにはVIX指数は89、チャイナショックは53、NY同時多発テロは49です。
コロナショックでは84まで急騰しました。
しかし、そのまま高止まりすることはなく、いずれ平常時の水準に戻る特徴があります。
VIX指数への投資方法
VIX指数はあくまで指数そのものであるため、それ自体に投資することはできません。
VIX指数に投資したいときには、VIX指数に連動した商品を売買する方法(CFD取引)がおすすめです。
具体的には、筆者はGMOクリック証券の米国VIという商品を売買しています。
CFD取引(差金決済取引)とは?
為替や株式、株価指数、原油や金などの資産に投資することができ、現物の受け渡しをしないで売買の「差額」だけを決済する取引のことです。
米国VI(CFD口座)
米国VIとはGMOクリック証券のCFD銘柄のひとつです。
CFD口座でのみ投資をすることができるため、GMOクリック証券でCFD口座を開設します。
米国VIの取引方法
GMOクリック証券にCFD口座を開設後の米国VIの取引方法は以下のとおりです。
①ログイン後、メニューをタップ
②銘柄検索をタップ
③「米国VI」と入力
④米国VIをタップ
⑤BID(=売り)or ASK(=買い)をタップ
⑥数量を入力し、確定をタップ
⑦注文をタップ
以上で購入が完了です。
購入完了後、そのまま放置していると一定の値動きでロスカットレートに引っかかってしまい、ロスカットされてしまいます。
そのため、ロスカットレートを手動で変更することを忘れずに行いましょう。
ロスカットレートの変更方法
①ログイン後、「保有/履歴」をタップ
②建玉一覧の中から、ロスカットレートを変更したい建玉をタップ ※建玉サマリーから一括変更も可能です。
③「ロスカットレート変更」をタップ
④ロスカットレートを「 」にするをタップ
⑤ロスカットレートを入力し、「ENTER」をタップ
⑥「実行」をタップ
以上でロスカットレートの変更が完了です。
価額調整額とは?
価額調整とは、FXでいうスワップポイントのようなものと思っていただければと思います。
月に一度以下の金額を得ることができます。※ポジションによってマイナスもあります。
まとめ
VIX指数の特徴
- VIX指数は平常時は10~20の間で推移
- VIX指数が暴騰している期間は短い
- VIX指数は暴騰しても元の位置に戻る習性がある
指数の動きに特徴があるので、VIX投資は株や為替と比較するとわかりやすいかも知れません。
興味がある方は、まずは少額ではじめてみるのがよいかと思います。